ホテルグランドヒル市ヶ谷

クリンライフ、シャンデリアクリーニング部隊の本日の現場は市ヶ谷駅近くのこのホテル、「ホテルグランドヒル市ヶ谷」です。

防衛省のすぐ隣に建っているため、防衛省、自衛隊関係の方もよく利用されるホテルとの事。資本関係や補助があるわけではないそうですが、防衛省関係者やOBの皆さんは優待があったり、また、自衛隊員の方はこのホテルで結婚式を挙げるのが、一つのステイタスなんだそうです。

そして本日シャンデリアをクリーニングするのは、こちらのホテルの東館2階、結婚披露宴なども行われる大小合わせて5つの宴会場です。

作業は、夕方の6時から。だいたい5時間ぐらいで完了の予定です。

大きな宴会場でのメイン作業は、このタイプの大きなシャンデリア5基をクリーニング。

限られた時間の中で複数のシャンデリアの洗浄を行わなければならないので、チームワークがものを言います。

毛ばたきで埃を落とし終えたシャンデリアから順番に、噴霧器で洗浄。

忘れてならないのが、間接照明のボックス部分の清掃。シャンデリア本体以外にも、日頃のお掃除では手が届かない高い場所をしっかりと綺麗にするのが、私たちクリンライフのシャンデリアクリーニングです。

天井付近のミラー部分も忘れずに吹き上げていきます。

大宴会場の作業の進捗状況を見ながら、ほかの宴会場の準備も平行して進めていきます。

3つある小宴会場には2つのタイプのシャンデリアがありました。

こちらのタイプは、配線の都合により噴霧器が使用できません。そこで、外せるパーツは全て外して、本体部分は毛ばたきで埃を落とした後に、手作業で洗剤をスプレーし、すすぎ、吹き上げまで一つ一つ手作業で洗浄します。

外したパーツは一箇所にまとめ、まずは傷や破損がないかをチェック。

そして、一つ一つ、丁寧に洗います。

クリーニングにあたっては、必要に応じて電球も外して埃をしっかりと拭き取ります。

大宴会場のシャンデリアは、拭き上げが終わったら、送風機で風を送って乾燥させます。ガラスと金属、そして電気で構成されているシャンデリア、実は水分は禁物。そのため水の使用は最低限にとどめ、なおかつ洗浄後は速やかに乾燥させています。

小宴会場、もう一つはこのタイプのシャンデリア。こちらは噴霧器が使用できそうなので、洗剤や水分が周囲に飛ばないよう、天井部分に近いところを養生してから作業に入ります。

クリーニングとともに重要なのが、電球や蛍光灯の交換です。宴会場での電球切れは、あってはならない事。また高所なので、すぐには交換できないことを踏まえ、今回は大宴会場の間接照明の蛍光灯(LED直管ランプ)を全て交換しました。高所作業で沢山の数を交換しなければならなかったのですが、さらに、これだけの量のパッケージを捨てるための準備をするのも一仕事です。

小宴会場でも、間接照明のボックス内や、

換気口など、天井付近で埃のたまるところ掃除は欠かせません。

大宴会場のめどがついたら、一休み。エアコンを効かせていただいているとはいえ、作業中は結構汗をかくので水分補給は欠かせません。段取り確認をしたら後半戦です。

大宴会場から中宴会場へ、足場のパーツを運んで再組み立て。

こちらの間接照明は、赤と青と緑のカバー付き。カバーを新しい蛍光灯に付けて交換します。

液晶モニタ等のように、光の三原色を使って、白い光を演出しています。

それぞれのカラーの蛍光灯が並んでいて、ボックス内は下から見ることができず、この3色を直接見ることができないようにデザインされているので、貴重な機会です。

小宴会場のクリーニング作業も順調に。

ホコリ落とし、噴霧へとバトンタッチ。

今日は、様々なタイプのシャンデリアをクリーニングしました。

シャンデリアの種類、数は多かったですが、こちらのホテルは定期的にクリーニングにおじゃましているので、私たちの作業手順も慣れていて、それほど長い時間はかからずに作業を終えることが出来ました。何より、汚れ落としに苦労することがありませんでした。いつまでもシャンデリアを綺麗に維持するためには、この定期的なクリーニングが大切です。